転校することを早く伝えることのデメリットって?

引っ越し 転校編転校
子どもの転校。周りに伝えるのはいつ頃から?

転校することを早く伝えることはデメリットある?

仕事の都合や新居の購入など、家庭の事情で引っ越しをすることになった際に子供の転校問題がありますよね。
なかなか言いづらい周囲への引っ越し・転校宣言。
自身もママ友に、なんとなく言いづらいと思いましたし、子ども自体も「引っ越しヤダ!」と現実逃避をしていたため、お友達からどんな言葉を掛けられ、どんな風に受け止めてしまうのか、親としても心配でした。
手続き上、先生には伝えなければと気持ちは焦りますし。
結論から、先生に伝えたのは3ヶ月前。低学年の子どもの友達に伝えるのは1ヶ月前にしました。
ちなみに、子どもからは言わせず、私のママ友へ伝えてお子さんに伝えてもらうようにしました
それでは、転校することを周りに早い段階で伝えてしまうことでどんなメリット・デメリットがあるでしょうか。デメリットからお伝えします。

学校の先生に転校を早く伝えることのデメリットって?

転校する予定を先生に早くいうことのデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 先生が知っていると思うだけで子どもが転校を意識しすぎてしまい、学校生活が楽しくなくなる
  • 転校するまでの期間が長く、子どもの気持ちが揺れ動く
  • 先生とのやり取りで友達に引っ越すことを気付かれてやりにくくなる(ある程度日が近付くまでは普段通りに接してもらいたい場合)

子どもが生活しづらくなるのは可哀想かなと思います。

学校の先生に転校を早く伝えることのメリットって?

しかし、転校する予定を先生に早めに伝えることで、以下のメリットもあります。

  • 先生が子どもの状況を把握し、転校をサポートしてもらえる
  • 転校先の学校との連携がスムーズになる
  • 転校後の学習内容や学校生活について、事前に相談することができる
  • 普段の学校生活の中で気に掛けてもらえる
  • 知った上で普段通りに接してもらえることが意外とありがたい

私は3ヶ月前に先生に伝えましたが、それでも「早くに知らせてくださりありがとうございます」と言われました。

先生としても直前に言われてバタバタするのは大変ですし、親としても余裕をもって対応してもらえた方が助かります。ちなみに、現在引っ越し1ヶ月前ですが、普段通り接してくれているようで、「今日も先生に怒られた〜」と子どもに聞くと意外と安心しました。(怒られることしたことは問題で、転校が心配な気持ちは大きくなりましたが…)

子どもに配慮することが一番

転校は、子どもにとって大きな環境の変化です。転校を乗り越え、新しい環境で充実した生活を送るためには、子どもの状況や気持ちをしっかりと受け止め把握し、サポートすることが大切です。

先生に転校する予定を早めに伝えることで、先生のサポートを受けやすくなり、転校後の生活がよりスムーズになる可能性があります。

ただし、子どもが転校を意識しすぎてしまうなどのデメリットもありますので、子どもの気持ちに配慮しながら、タイミングを検討することが大切です。

具体的なタイミングとしては、転校が決まったら、できるだけ早く先生に伝えるのがよいでしょう。また、子どもが転校について不安や心配を抱えている場合は、その旨を先生に伝え、サポートを求めることも大切です。

友達に伝えるタイミングは?

子どもの友達に伝えるタイミング

子どもにとっても、学校生活が居心地悪くならないように配慮したいと思い、2ヶ月前までは誰にも伝えずにいました。伝えた後の想定としては下記の通りです。

  • クラスの友達から、転校する理由や新しい学校について聞かれることに、子どもが負担を感じてしまう
  • 子どもがそもそも現実逃避している
  • 子どもが友だちと離れることを長い期間寂しがらないといけない
  • 早い時期に伝えて、友だちがいつ引っ越すのか忘れてしまう可能性がある(まだ引っ越さないの?なんて言われた暁にはダメージが大き過ぎるかも)
  • 心の準備ができて寂しさが薄れる(お互い納得してバイバイできるならある意味メリットかも?)

ママ友へ伝えるタイミング

これは私もとても迷いました。早くに転校を伝えて関係がギクシャクするのも嫌だし、根掘り葉掘り詮索されるのも好きじゃなくて…。可能なことなら直前に伝えて去ってしまいたいとも思える相手もいましたし。

でも、引っ越した後も可能な限り繋がりを持っていたいと思う相手もいました。

近しいと思う相手には人伝いから知られるよりは、自分から伝えた方がいいと思い、自分から発信すると決めるまでは仲の良い友達にも言わないでいました。

私も小さい頃に広島から東京へ父の転勤で友だちと別れた経験があるのですが、低学年の子どもの転校は大人になったら意外と些細なことです。そのため、少し薄情かもしれませんが、子どもの友だち関係よりも私のママ友の友だち関係の方を優先することにしました

子どもを蔑ろにしている訳ではありません。ママ友というのは同い年の子どもを持つ母親同士の友だちです。自分がママ友と繋がっていることで、子ども同士も繋がっていられることになるのです。

自分がママ友と気まずい形でお別れした場合、その後の関係が切れてしまいます。そっちの方が子どもにとって良くないと思います。だから、私はママ友へ伝えるタイミング・順序をよく考えました。

  1. 仲の良いママ友
  2. 集団登校をとりまとめているママ
  3. 同じマンションのママ友
  4. 同じマンションの人
  5. 伝えておきたいママ友
  6. 偶然会ったママ友・知り合い

時期は2ヶ月前から始まり、1ヶ月前までには4番まで終わらせる予定で進めました。2・3番は同じタイミングをおすすめします。伝え方は人によってまちまちにならないようにできるだけ文章(LINE)で伝えました。

行事の把握もしておきましょう。私は運動会や授業参観が終わってからにしました。

伝える相手をリストアップしておくと漏れがなく伝えられると思い、手帳に書き出しました。

あとはお餞別も用意していかなければいけませんね。こちらは引っ越しの直前で大丈夫です。

実際に人に引っ越すことを話すと、自分自身も実感するようになりました。子どもよりはダメージないだろうと思っていましたが、ママ友からの優しい言葉は胸に染みました。

新居への期待は膨らみますが、これまでの環境に別れを告げるのは寂しいものですね。

感傷に浸ってないで引っ越し準備も頑張ります。

まとめ

私はこんな流れで伝えていきましたが、お子さんの年齢にもよると思います。

とにかく、お子さんの気持ちに寄り添ってあげてください。お友達の気持ちも考えて、噂で広まるよりも子どもから直接伝えるように言ったりもしました。

子どもがまだ小さいのであれば、自分の交友関係を第一に伝えていくようにしていいと思います。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

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